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鹿児島スイーツ「菓子工房ボンヴィヴォン」

久々にスイーツの登場。以前ご紹介した九州スイーツたちの中でも、知名度全国区の「霧島こみかんぬ」をはじめ様々な和洋折衷の銘菓を生み出している「ボンヴィヴォン」さん。早速色々仕入れてみた。
こみかんぬ

ボンヴィヴォンさんのお菓子は以前いただいたことはあったが、このブログを立ち上げる相当前の話なので、今回は改めて、まずは代表作といってもよい「霧島こみかんぬ」を。
霧島こみかんぬ

見た目は「マドレーヌ形のフィナンシェ」といった感じ。パクっと食いつくと、まずは広がるバターとアーモンドの風味。そして中央に丸ごとシロップ漬けで入っている「小みかん」と、キャラメルの風味が溶け合う。美味。フィニッシュは小みかんの甘酸っぱい風味が残り、なんとも切ない気持ち!何かカヒミカリィがカトリーヌに出会い恋に落ちた?ような、そんな日仏恋物語的な、ドラマチックなスイーツ。ユーモラスで良いですね☆

そして「フレンチからいも」のほうは、これはやはり以前ご紹介した「フェスティバロ」さん同様、鹿児島でしか出来得ない唐芋の旨みを最大限に引き出したスペシャルスイーツ!こちらもフィナンシェのような焦がしバター、アーモンドの風味に、和菓子のような唐芋の香り、食感が調和され、噛んでいくごとに徐々に胡麻の風味が加わり、和洋独特の口中世界が織り成されるという見かけ裏腹の渋い一品。これはお酒にも合いますぜ。特に焼酎、芋には間違いなく。ラムなんかにもよいかも。とフランスのラム、マルティニックを合わせたら、バッチリコクが倍に!素晴らしいですよ!

これらは二種類のセットで販売もされている。双方独特の風味で甲乙付け難い美味さなので、このセットは嬉しい。

そしておまけのはずのチョコレート
ボンヴィヴォン チョコレート
 
「ふぞろいしょこら石畳」「焼酎トリュフ」だ。

私はショコラは大好きだ。「ワインとチョコ責め喉がカラカラ~」的なアメリカン状態は好きではないので、決してワインとは合わせない。ショコラはそのままいただくのがベストだと思う。ヴァローナ社のチョコレートを使った半生のふぞろいしょこらは、甘み、コク、バターの風味がそれぞれ主張し合い、バランスがよく一粒食べたら止まらない。溶けるような食感もクセになり、ほんっとに全く止まらなくなる。もったいないがパクパクいってしまう、しかし、決してくどくならないところはさすがだ。こりゃたまげたぞ!

そして「焼酎トリュフ」。  
焼酎トリュフ

これは世の焼酎好きが大喜びする銘菓だ!白い粉に包まれたこのトリュフ。チョコの殻に包まれたその中身は・・・凄い。とろけるようなショコラとほんのり、ちゃんと芋焼酎の風味が絡み合っているではないか!こいつは驚いた。一見想像できない、ブランデーやウイスキーならまだしも、芋焼酎・・・。しかも使用している焼酎が大海酒造の限定酒「海からの贈り物」!この拘りよう、頭が下がる・・・。これはバレンタインに頂いたら最も嬉しいトリュフじゃないだろうか。もちろん、女性に人気の芋焼酎だけに、男女問わず楽しめる一品だろう。

いやぁ、ボンヴィヴォンさん、全く素晴らしい。素材、発想、完成度、3点揃った作品の数々は、さすが全国区だけはある。折角だから今度はショップにお邪魔したいなぁ・・・。さすがに東京からは・・・と思いきや、耳寄りな情報が!有楽町にある「かごしま遊楽館」で霧島こみかんぬが買えるようだ!これはこれは便利!銀座大好きな私としても嬉しい限り☆金曜日は銀座でランチなので、是非寄って色々見てきたいと思う。

これでまた楽しみが増えた。気分がスイーツな日は銀座でボンヴィヴォンに寄ってこみかんぬを買い、東京駅まで散歩し、大丸でフェスティバロのリンドを。うーん、お土産にも最適☆是非是非、この夏は鹿児島からの贈り物を楽しみましょう!

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恵比寿「玉笑」

今日はお仕事の先輩のお姉さんと軽くお食事。お互い恵比寿好きなので、ガーデンで待ち合わせ、ラ・ヴィネに寄ったら、私のワインの先生、今日は休みなのね・・・。

とりあえず時間もあまりなかったので、そばの名店「竹やぶ」に向かう。あれ・・・、あった場所に行っても見つからない。確かこの辺だったはずだが・・・。いったん通り過ぎ、戻る。「竹やぶ」のはずが「玉笑」となっている。でも明らかに蕎麦屋な外観。とりあえず扉を開けてみる。

「いらっしゃいませ。」とおひとやかな声。この声、蕎麦屋に違いない。しかし洒落た内装だな。赤主体の壁色は新鮮。親店か?「竹やぶ」、そういえば六本木ヒルズに入ってたなぁ、移転して他の人がここに入ったのかなぁとか色々考えながら、とりあえず二人して「天せいろ」を注文。「多少お時間いただきますが。」という言葉にも「あー、いいですよ。」と軽く答える。そう、この恋多きお姉さんと恋の話をしだしたら、余裕で一晩シラフで語れてしまう。一晩じゃ全く足りないな。あらゆる恋物語が繰り広げられるのだな。聞いているだけでも幸せになる。うーん、良い事だ。

ほら、あっという間に天せいろが運ばれてくる。
玉笑天せいろ


つゆは温かいもの(冷たいものと選べる)で、天ぷらは小海老のかき揚げ。箸で分けると4匹の海老たちが可愛く佇む。なんとなく並木藪を思い出させる天ぷら。蕎麦のほうはホシが目立つ荒引き。つゆをちょこっとつけて、さあ召し上がる。

香り高く食感もモチっとした蕎麦。そして喉に残る甘い余韻。ここまでくるともう、コシとかそういう時限の話じゃないな。つゆも出すぎずバランスがよい。いいですよ。量は少ない。でもこの蕎麦なら仕方ないかな。間違いなく自家製粉だろうし、よい蕎麦を使っている。手間とコストを考えると仕方ないな。

天ぷらも美味しい。繊細で最小限のころもに、ぷりぷりの海老が包まれて幸せそう。食感はもちろん素晴らしく、油も強すぎないのでそばつゆをそんなに汚さない。蕎麦への配慮がなされた天ぷらだ。

「竹やぶ」に来たつもりが、何だか良く解らないが違う店で美味しかった。恋話はエキサイトして、結局閉店後30分ほど長居してしまった。その間何度も交換してくれる蕎麦茶も、異常なほど美味しかった。

そしてもう一言、食器が洒落ている。内装も上記したが、食器や箸おき、一つ一つが美しい。これは非常に大切なこと。こんな店がガーデンの程近くにあったなんて・・・。

帰って調べてみた。やはりヒルズに「竹やぶ」が移転した後、そこから独立した店主が建てた店らしい。なぜ知らないか、そばリエの私?そういえば恵比寿で蕎麦を食べること自体少なかったなぁ。そこはまぁ、ご愛嬌ということで。

ガーデンから徒歩2分ほど。このあたりで美味い蕎麦が食べたくなったら「玉笑」をお勧めする。ただ昼時、つなぎとか関係無しにもりそば大量に食べまくりたい方は間違ってもここへは行かないように。多分せいろ5枚でも満足できないでしょう。日本酒2合飲んで、抜きと板わさなんかで楽しんで、締めに天せいろ。そんな夕刻が似合う店だろう。次はそんな楽しみ方で、ほろ酔い気分でガーデンお散歩を楽しみたい。

「玉笑」
電話: 03-3443-5138
住所: 東京都渋谷区恵比寿4-23-8
定休: 月曜(祝日の場合は営業、翌火曜休み)
平日: 11:30 - 14:30 / 18:30 - 21:30
土日祝:11:30 - L.O.19:30

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'07S/Sメンズコレクション到来!

昨日YSLにて早くも、注目していたボルドーカラーのジャケットを購入!夏本番前に秋冬買うのはまぁ常識として、やはりでも毎年思うのだが、実際寒くなってみないと自分がそれを着用することをリアルに想定できないもので、ドリスのアロハシャツの上から若干ピッタリしたサイズのものを選ぼうとしたら、「KzMさんには1サイズ大き目のものをご用意させていただいております。試しにウチのニットを着て、試着してみてください。」と担当のSさん。なるほど、ニットを着ると1サイズ上でちょうど良いのね。その辺り安心してお任せできるあたりがここの良いところ☆
YSL A/Wボルドー

YSL ボルドージャケット

 そして以前気に入ってて、置いておいてもらっているジーンズも合わせて購入しようと思い履いてみると、さすがに上下でピッタリ☆決定!と思ったらSさん、「KzMさん、このズボンちょっとお履きになってみませんか?多分気に入ってくださると思うのですが。」と。
YSL

一見するとそこまで柄物には見えないが、履いてみるとめっちゃめちゃカッコイイ!これはヤバい!写真ほどグレイではなく、白にベージュで若干エスニックを感じさせる色使いにこの柄・・・。しかもジャケットと合わせたらもうパルフェ!あとは今年はタートルネックあたりのニットが欲しいかな。Vでもよいけど、ジャケットのVラインが綺麗なので。

そんなこんなで今朝久々にYSLのA/Wのレディース(超好み)をチェックしようとVogue UKを開いたら、既にメンズの'07S/Sがあがっているではないか!

オイオイ・・・むちゃくちゃかっこよいぞ・・・。どうする・・・。

'06S/Sで完全に自分好みになったピラーティデザイン。'07はさらに、さらにさらに好みになっているではないか!まずパッと見、思いっきり南仏やイタリアのリゾートを思わせるラフスタイル。ジャケットからはネクタイが消え、ざっくりニットや光沢のあるカットソー、ジャケットも麻のものや、Vラインを強調せずインナーのカットソーを魅せるもの等、とにかく統一感があって、素晴らしい。そして驚くべき色合い。今さらもう言う必要もないが、トム期のカラフルイメージとは打って変わって、カラーバリエーションは豊富だが控えめで統一感のあるエレガントなカラーイメージは、もう涎ものである。

そして来期、何といっても目が離せないのは、ベルトとモカシン、ローファー、サンダル、バッグ等のアクセサリーアイテム!ズボンの丈を若干短めにして足首を出し、ローファー、サンダルを強調。また、それだけでパワフルインディアンなイメージのモカシンは、来期のある意味象徴となるアイテムに違いない。そしてベルト!トスカーナのDOCGワイン、キャンティクラシコのラベルを思わせる派手で艶やかなデザインは、一気に私の心を突き刺した。
YSL’07S/S1

YSL’07S/S2

YSL’07S/S3

本当は全部掲載したいぐらいだが、象徴的なアイテムが載っているものを。一目見て解るように、上記したようエレガントで遊びのある、夢を見るようなデザインには本当に脱帽。ピラーティ氏、来期はニース出身のフランスの俳優「モーリス・ロネ」にインスパイアされたと言っているようだが、「モーリス・ロネ」と言えば、私の好きな映画監督「ジャック・ベッケル」氏が育てた俳優!彼の映画「穴」は私の知る中で最高のフランス映画だ。人の好みや影響と言うものは、何かそういう部分で繋がっているのだろうな・・・。

そんなわけで、まだA/W入荷も始まったばかりなのに既に来期の話をしてしまっているが、洋服と言うものは、夢が見られなければ意味がない。私は服を買う前に必ず想像する。「これを来てどこに行って何を食べて、誰とどうしようか・・・。」と。来期のYSLはそんな男のロマンを叶えてくれる、素晴らしいショーだった思う。ニースでちょっと贅沢にレストランで海を眺めながら食事をするとか、モンタルチーノ村で照りつける太陽の中で広がるブドウ畑を見渡す光景だとか、パリで「おい、どうしたんだいそのインディアンシューズ?」「先日モンマルトルで移民から絵を買ったら、絵が初めて売れた記念にもらったのさ。珍しいだろ?」とか言っている風景だとか・・・。そんな白黒フィルム映画のワンシーンのようなイメージがふっと浮かぶようなショー。前にも書かせていただいたが、狙いすぎは好きじゃない。しかし各々が色々な想像できるようなショーこそ、ロマンティックで美しい。コレクションを毎期行う意味は、そこにあると思う。

あー、早くレディースが見たい。今期絶賛だったレディースのS/S。昨日もA/Wちょこっと見てきたが、度肝を抜くような素晴らしいものばかりだった。そろそろUPされるだろう。

あとはスタイリストのS氏のコメントが楽しみだ。私の予想では「前期A/Wに続きズボンの丈が短いようですが・・・。」なのだが、当たったら爆笑だなぁ。しかしその彼の大好きなDior Hommeのショーときたら・・・。まぁ、好みは人それぞれですから!とにかく恐ろしく気は早いですが、2007年もファッションを楽しみましょう!

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天才はらり。

7/22、アーセナル新スタジアム、エミレーツこけら落とし、デニス・ベルカンプ引退試合、アーセナルVSアヤックス。

私は未だこの試合を見ていない。スカパーに加入していないため、加入している知り合いに声を掛けて何とかビデオを頼んでいる状況。無理ならDVDが出るのを待つしかなさそうだ。

しかし既にこの試合を見た、トータルフットボールをこよなく愛する知人から詳細は聞いた。アーセナルでスタメン出場したデニス、前半は現役組のガチンコ試合。全く引退試合とは呼べないような状況で、アヤックス、オランダ若手の新星フンテラー先制。デニス、ハイティンハに後ろからスライディングを喰らう等、アヤックス側も全く本気で試合をしていた模様。全く・・・オランダ人・・・。

後半はOB組の登場。アヤックスはライカールト(バルセロナ監督)、デ・ブール兄弟、ダーヴィッツ、ファン・デル・サール、ヴィム・ヨンク・・・。そしてアーセナルは、史上最強のウィンガー、オーフェルマルス、そしてアンリ、シーマン、ヴィエラ等、蒼々たるメンバー。これだけ見ても、デニスがどれだけ偉大なストライカーであったか良く解る。

後半途中から、現オランダ代表のファンバステン登場。41歳。先日アルベルティーニの引退試合で恐ろしいダビングヘッドを決めたバケモノ。そして・・・。

何と、オランダサッカーの全ては彼から始まった、トータルフットの原点、ヨハン・クライフ登場。59歳。

ファン・バステンは試合中スーパープレーの嵐だったと。You tubeで私も少し観たが、はっきり行ってスーパーサブとしてなら余裕で代表復帰できるだろうこの人。だいたい41歳でダイビングヘッドやボレーをガンガン決めること自体がおかしい。あり得ない。クライフもクライフで周りに指示を出し、正確なロングフィードなど、さすがは59歳とはいえ世界の頂点に立った男、一瞬の輝きは衰えを知らないようだ。

そしてオーフェルマルスオランダが誇る現役バリバリのセンターバック、スタムを余裕で振り切りクロス、シュート等、現役時代そのままの切れ味。現在のオランダのウィングといえばロッベンだが、ハッキリ言ってオーフェルマルスの現役時代にはまだまだ足元にも及ばない。DF3枚ぐらい余裕で振り切っていたし、テクニックも凄かった。アンリ、デニス、オーフェルマルスの黄金時代のアーセナルは、やはり忘れがたいものがある。

デニス・ニコラース・マリア・ベルカンプ。飛行機嫌いのNon-flying Dutchman(飛べないオランダ人)。彼はこの試合、結局ほぼ良いとこ無しで終えたようだ。しかしそれも天才の宿命。結局最後のゴールは"ベルカンプデー"と称された稲本率いるウェストブロム戦だった。94年のワールドカップを見てデニスに惚れた私。そしてベスト4に残った98年フランス大会、クライファートが素行不良で出場停止の中、大爆発した天才。以前の記事でも紹介したスーパープレーの数々は、確実にファンの心を掴んで離さなかった。クライフ、ファンバステンに告ぐオランダの天才ストライカーは、世界一Sexyなプレイヤーだった。ファン・ペルシーやカイト、フンテラー等新時代のストライカーがどんどん出てくるオランダだが、今はデニスがフィールドから消えていったのがただただ悲しい。オーフェルマルスが引退した時もそうだったが、"アイスマン"の冷静かつ色っぽいプレーがもう見られないと思うと、やはり心にポッカリ穴が開いたような気分になる。デニスを愛し、サッカーに夢中になった青春時代。ニステルローイやマカーイ等が目立ち始めたころも、正直オランダ最高の現役ストライカーはデニスだと信じて疑わなかった。そもそもデニスのファンタジックでエロティックなプレーを観なければ、私はここまでサッカーに心酔していなかったかもしれない。

飛行機に乗れない天才のサッカー人生は、かつてのクライフ、ニースケンスやオランダトリオのような栄光に包まれたものとは正直言いきれなかった。インテル時代はメディアにも散々批判され、日韓大会も飛行機に乗れず辞退。結果オランダは予選敗退。どこか不運なヒーローのイメージがあり、そこがまた彼の魅力でもあった。

天才はらり。何だか泣けるなぁ。はらりとディフェンスをかわし、はらりとループシュート。引退試合も目立たず、シュートもはらりと外し、はらりと引退。はらりといなくなってしまった彼。「今後監督等を務めるつもりは全く無い。」とはらり言ってしまうあたり、まさしく孤高の天才。でも、ライカールトやファンバステンのようにスーツ姿の天才なんて似合わないし見たくない。彼に監督なんか似合わない。今後は美人な奥さんと4人の子供達と、幸せな家庭を築いていくんだろうな。

そしてまた、仲のよい選手の引退試合にはらりと現われ、凄いことをやってのけ、周りから「まだ現役でいけるじゃん!」なんて言われながらも、はらりと姿を消す。そんな姿が彼に最も似合っている。

あー、本当に悲しい。本当に本当に、上の大声援の映像を観るだけでもう、涙が出てきてしまう。うー。心底辛い。でも現実を受け入れなくてはならない。天才はもう、フィールドから消えた。彼を尊敬し憧れ、アーセナルまで追っかけてきたファン・ペルシーや、その仲間達の成長を見守って行くしかない。天才のプレースタイルは孤高の華。誰もそれを超えられないし、超えようともしないであろう。しかし彼の後輩達には、彼のプレーを手本とし、自分なりのスタイルを築いていって欲しい。今はそれしか言えない。それが天才への最高の恩返しであろう。

長くなりましたが、最後に。デニス、さよなら、そして、ありがとう。私の中であなたは永遠に最高のストライカー。色あせぬままはらりと消えていったけど、それもあなたらしかった。いつかまた、どこかであなたのプレーに魅せられるのを夢に、これからもあなたの後輩達を応援し続けます。20年間、本当にお疲れ様でした。

さよなら、天才。

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丑なら鰻食すべし。

今日はベタに土用の丑。先日、何度もこちらでご紹介させていただいているNHK前の「うな将」さんでランチ、白焼き定食を頂いた時「ここも土日休みなので、野田岩さんのように休むんですかね?」と聞いたら店主が「いやいや、ウチは今週休み無しでやりますよ!だって皆さん食べたいはずじゃないですか!」と。そりゃそうだ。ボジョレ解禁日にわざわざボジョレ売らないワイン屋なんて無いじゃないか!その心意気買った!ということで、今年の丑は「うな将」で。

電話一本予約で出かける。「約束どおり来ましたよ。」と込み合った店内へ入り予約席へ。ここは席数が少ないためすぐにいっぱいになってしまうが、店主が一人で仕込んでいるのでこのぐらいがちょうど良いのかもしれない。さすがに丑の日は込むためか、店主の子供達がホールを手伝っている。夏休みのようだ。小学生?の娘さん、気が聞きすぎるぐらい仕事熱心だし・・・。下手なバイトより全然使えるな・・・。時給1,000円は出せる程だ。

今日こそはと、最高級の「将」を注文。連れは「梅」を。「年間で最強の重をお願いします。」というと「任せてください。」と店主。まぁ既にいつも最高の仕事をしていただいているのだが、ここは社交辞令で。
うな将「将」

もう言うことはないでしょう。一口食べて満足。江戸前で確かに味は濃い。しかし飽きない。香ばしく、白身の具合がよい。そしてここまで重ねてあっても決してもたれない。入魂の一重だ。旨い。

今日の付け合せは肝の佃煮このあん肝のような食感と若干の苦味がクセになる。そしてお吸い物をすすって、またうな重・・・。至福。

今日は皆さん様々な場所で鰻を満喫したことでしょう。次の二の丑(8月4日)はきっと梅雨も明けて、さらにバテ防止で鰻が必要!鰻を食べて精力つけて、仕事に恋愛にガンバリマショウ!

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そういえば初?ウェスティン東京

そういえばお泊りは初。なんか話には良く出るけど、なぜか泊まった事が無かったウェスティン。コンパスローズで飲んだり、お茶したり、結構行っているのにな。恵比寿好きだし、ガーデンではラ・ヴィネでワインの先生が働いているので。最近休暇をとっていなかったので、久しぶりに豪遊でもする気になり、思い立って予約。

ウェスティンといえばヘブンリーベッド。これじゃなきゃ意味ないでしょ。たくさんプランがあって良くわからないから、適当に部屋を予約。とりあえずヘブンリーベッドのある部屋なら良いかと。 

歯が痛くてしばらく酒を控えさせられていたが、歯の痛みがとれ、歯医者からもO.Kが出たのでシャンパンを持ち込み☆今回はベタにクリュッグで。大好きなボランジェと双璧を成すといっても過言ではない誰もが知るシャンパン。ウェスティンにクリュッグ。その実にひねりのない辺りが今回のポイント。「こないだウェスティンでクリュッグ飲んでさぁ~。」とか誰かが隣で言っていたら確実に失笑してしまうほどダサダサな感じを敢えて狙ってみた。これで私が満足できたら、お互い本物だろうと。

家からタクで15分。7時半ごろ到着。ほんとに近所なんだなぁと改めて思ってしまうウェスティン。今日からガーデンでミッドナイト・シネマショーを行っているせいか、ロビーは割に人が多い。相変わらず外国人比率が高いな・・・。とりあえずチェックイン済まそうと思ったら、なんだか17階の特別フロアらしく、そちらへ通される。

一気にひと気がなくなり、静かで落ち着いた空間に。これはちょっと良いかも。チェックインもエグゼクティヴカウンターで。とりあえず持参したクリュッグを部屋で冷やしておいてもらうことに。そしてコンパス・ローズで軽く飲もうと思ったが、その必要はないようだ。エグゼクティヴ専用のラウンジがあり、「何かお飲み物はいかがですか?」とフリードリンク(ビール)が運ばれてくる。一杯はフリーのよう。なかなかやるな、ウェスティン。

結局そこであとマトゥアのソービニョン・ブランを2杯ほどいただき、軽くチーズやオードブルで空腹を満たし、部屋へ。
room

広いよ。部屋。ウェスティンってなんだか私の中で勝手にバブリーなヨーロピアンのイメージがどうしても付きまとっていたが、想像していた感じではない?凄く良い感じ。色調もシックで、確かにアンピール様式というだけあって随所に重厚感はあるが、一昔前の・・・というイメージは全くない。あれれ・・・。良い意味で期待を裏切られ続ける私。バスルームも広く、シャワーブース独立は当然。タオル、バスローブ、アメニティも充実。これはオープンしたての外資群より全然良いんじゃない?やはり格式がある。全く安っぽさがない。
bed

そして噂のヘブンリーベッド。これは確かに病み付きになる。寝転がったら起きたくない感じ。私の家のセンベラ・ラテックスも相当寝心地がよいが、さすがにヘブンリーにはかなわないかな・・・。
krug

そして頼んでおいたシャンパンもちゃんと冷やされ準備されていた。こういう「ちゃんと」という配慮ができるホテルは実は意外に少なかったりする。グラスもよいし、これならこれからも安心して色々持ち込める。

クリュッグ。全然悔しくないが、美味い。しょうがない。私は全くクリュグィストじゃないが、そういうファンがつくのも仕方がないだろう。新鮮かつ濃厚、恐ろしく細かく元気良い泡に程よい樽、強い柑橘、香り・・・。誰もが納得の味。これはね・・・。NVでは最高級クラスなのは確か。インパクト強すぎる。ボランジェよりもはるかに引き締まった気高いイメージ。スタイルとしてはボランジェが好きだが、なぜか今までそうお目にかからなかったクリュッグ、確かに想像以上のものだった。

ルームサービスでフルーツ盛りとチーズ系のオードブルをとる。メニューに無いものなのか多少時間がかかるがということだが、部屋に届く前に「今からお届けに伺います。」とワンコール入るあたり、素晴らしい気の利き様。至れり尽くせりだ。

クリュッグとフルーツ、夜景(運良く夜晴れた)、広いバスルームで完全に鋭気回復!少し横になろうとすると、いつの間にか熟睡してしまうあたり、さすがはヘブンリーベッド。
morning

ふと目が覚めると夜明け前。以前にも書かせていただいたが、シティホテルから望む朝方の風景が好きだ。部屋は18階だったが、渋谷や新宿摩天楼、六本木ヒルズ、東京タワーなどが見られる一番良い向きの部屋。ウェスティン自体にも、そして雨という予報からも景色には全く期待していなかっただけに、少し得した気分だ。少し景色を眺め、また眠る。あー、この感じ、旅館も好きだが、やっぱホテルはホテルで良い。最近ビジネスホテルは何度か利用したが、シティホテルは昨年のストリングス(全日空)以来かな?時には生活に変化、刺激を与えなければ。最近巷は癒し癒し言うが、私としては刺激のほうが良い。まぁそれは捉え方なのだろうが・・・。

朝食はエグゼクティヴ・ラウンジでビュッフェスタイル。美味しいよ。バイキングって大概期待しない(裏事情を知っている人はそうでしょう。)のだが、ここの朝食は悪くない。というか充実している。パンの種類も豊富、野菜も新鮮だし、お決まりのスクランブルエッグ一つにしても、なかなか美味しい。デザートにスイカがあったのも嬉しい。しかしこれはエグゼクティヴの特権か?数部屋しかないためか、チェックイン、アウトも全く並ばなくて済む。ラウンジも込まないし、朝食もゆっくりとれる。初宿泊なので下の部屋はわからないが、このラウンジを使えるだけでもかなりの特権だと私は感じた。なるほど、朝食時著名人が数組、居合わせるのも解る。

17階でスムーズにチェックアウトをし、エレベーターで1Fロビーに着くや否やワイワイガヤガヤ、まさに空港のディパーチャーラウンジ。ああ、下界に降りてきたんだぁと思うとともに、この心地よい騒々しさは不思議と私に何か活力を与えてくれる。これも滞在が心地よいものだった表れのような気がする。

ウェスティンからタクで直帰しようかと思ったが、ラ・ヴィネに寄ってワインの先生に会いに行った。ちょうど運がよく、シャソルネイの「POET」がラスト一本残っていた。あとラ・コンブのコルトン・ヴェルジェンヌ・グラン・クリュ'03を購入。もう恵比ガに思い残すことはない。

しかしウェスティンは正直、期待が大きくなかった分、驚きというか予想外に良かったということばかりだった。何といってもここに書ききれていない細かなサービスが素晴らしかった。様々な注文、質問に対する対応も早く、スタッフが優秀。日本のホテルでチップを置いて出たのは自分でも珍しい。そしてハード面でも新規参入の外資ホテルに負けないよう、色々取り入れているのが解る。この居心地のよさでこの対応なら、これから間違いなく頻繁に利用させていただきたく思う。何で今まで泊まらなかったんだろう?と思うほどだ。しかしそれはエグゼクティヴ・クラブに関してのみ。他は知らないし、特に必要がない。今回偶然そういった部屋を選んで(はっきり見ずに予約したため、行くまで細かく知らなかったが・・・。)凄くラッキーだったと思うし、今後もここへ泊まる時は、上の部屋を利用したいと思う。そしてクリュッグ。この一見ダサダサコンビが最高にマッチングしてしまったのも、運が良かったのだろう。次はビクターズでディナーでもして、サロンでも持ち込ませていただこうかな。あくまでもベタにベタに☆

ウェスティン、エグゼクティヴ・クラブのご予約はこちらから!


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Dream on ice 2006!!! 

待ちに待った表題のイベント、DOIから帰ってきたばかり。未だ興奮冷めやらぬ状態でこの文章を書いている。 

女子は荒川、村主、安藤、中野、恩田、浅田姉妹、太田、ロシアからソコロワ・・・まぁ要するに、有名どころ全部出しといった感じ。男子も高橋、織田、そして次の世界選手権最有力候補のSランビエールも来日。これは最高のエキシヴィジョンが望めるに違いない。

前回の観戦は埼玉アリーナでのジャパンカップ。ガラ(エキシヴジョン)は見なかったため、ランビエール、ミキティ、真央ちゃんに関しては、私が生で観る初のエキシヴィジョン。村主は初!そして私の中での注目なのが太田由希奈

ジュニア時代には世界ジュニアでミキティを凌いで優勝したこともあったが、偶然それがミキティが4回転サルコウを決めた大会だったことや、そのことで世間が一気にミキティ&ジャンプに注目してしまったことで、なかなか日の目を浴びることがなかった感の否めない彼女。怪我に泣かされ先シーズンを棒にふったため、フィギュアブームにも乗り遅れてしまったが、彼女のトゥーランドット(当時17歳!)は格別であるし、スパイラルシークエンスやイナバウアー、フィニッシュのレイバックスピンなんか、とてもジュニアとは思えない表現力。私の中では今日、相当な期待があった。

新横浜プリンスアイスセンター。荒川さんのチャリティーショー以来だ。今日はS席。はっきり言ってこの会場はS席で充分。前回はスーパーアリーナ最前列だったが、あの時は荒川狂(今もだが)でワインが渡せたから良しとして、普通にアイスショー見るなら最後列でも充分すぎるぐらい近い。

そしてショーについて今、何か色々と書こうと考えているが、全部書き出したら朝になるので一言で言うともう、「最高」のエキシヴィジョンだった。期待以上の満足!何が満足かって?そんなの、ミキティに決まってるじゃない!

第一部、若手といってもジュニアではないが、みんな凄い。それぞれやはり個性ある演技で魅せる。ジャンプの失敗もそう目立たず、楽しいアイスショーの雰囲気バッチリだ。特にまず、やはり目立ったのは浅田舞お姉ちゃん。モデルだけあって手足が長い!美人でスタイルもよいし、見栄えで既に勝っている感じ。ジャンプはステッピングアウトもあったが、スピンも綺麗で、やはり魅力的なスケーターだった。今後スケートに専念するような発言を耳にしたが、技術が向上すれば素晴らしいスケーターになるだろう。

そして恩田さん。この辺から「さすが」の演技になってくる。やはりベテランだけあって勢い、滑らかさ、全ての面で落ち着いてみていられる。色気のある大人っぽい選曲と衣装は、見るものをひきつけた。さすがよっちゃん!

ついに注目の太田さん!私は2004年の映像までしか見ていなかったのは当然のことだが、彼女の表現力は素晴らしい!ジャンプは3ルッツは転倒してしまったが、その後の3トーループ?は無事着氷。そして何よりやはりスピン、スパイラルが恐ろしく綺麗。見惚れた・・・。期待通りの演技。所々でまだ本調子では無いのは解るが、確実に今シーズン、彼女が上位に名を連ねてくると私は宣言する。トゥーランドット・・・生で観たいなぁ・・・。

第一部の締め、ミキティだ。オープニングで出てきたときは、紫?のあまり映えない衣装だったので、連れに「ミキティあれでやってほしくないなぁ。」なんてぼやいていたが、パッと照明がついたら白を基調としたのドレスのような衣装に!「オオッ!」と思わず声が出る。似合っている!そこから約2分半、完全に彼女の世界にどっぷりだった。正直あまり期待していなかった。ジャパンカップでは、トリノのときほど転倒したわけではなかったが、後輩の真央ちゃんに得点ではかなり差をつけられ、悔しそうな顔つきで涙ながらに「日本が勝ててよかったです。」といっていた彼女。昨日このブログのデザイナーの友人Hがこのショーを先に観に行っており、「ミキティ良かったよ。思ってたより全然良かった。」と言っていたが、彼はフィギュア初観戦。全く当てにしていないわけではないが、正直当てにしていなかった。まぁ、転ばなきゃいっかぐらいに思っていた。ところが・・・。

全てを吹っ切ったかのように舞うミキティ。3サルコウからのコンビネーションをバッチリ決め、力のあるスピン、そして何より心を打ったのがパーフェクトなラインステップ!トリノのフリーのクライマックス時の荒川さんを彷彿とさせる、いや、それ以上のド迫力!思わず胸が熱くなる。頭の中をHOLEのセレブリティ・スキンが流れる!全ての鬱憤を完全に振り払うかのように堂々と、華やかに舞う女王の完全復活!まさにムートン!いやぁ、、、恐れ入った・・・。

連れが言った「なんか感動するね・・・。」私ほどフィギュアに詳しいわけではない人が観て、普通に感動してしまうのだから、まさに名演技。これは本当に言葉にできない感動があった。マスコミや世間からは「安藤はもうダメ。」と叩かれたりもした。しかし彼女はそれに打ち勝った。今日はもう、このミキティが観られただけで正直満足だった。TVや生を含め、過去に見た彼女の演技の中で間違いなく一番良かった。それほど力強く自信に満ち溢れた演技だった。

整氷のあいだしばらく休憩があり、第二部。
海外のゲストスケーターたちのアピール大会!ソコロワ、ジョニー・ウィアー、やはり人気は凄い。そしてアピールが上手い。ソコロワなんて、実際そんなにテクニカルなことをしているわけではないのに、何か華がある。さすがはロシアの名スケーターなんだな。ジョニー人気はもう、言わずもがな。大人気。黄色い歓声一色。演技も完璧!

真央ちゃんはやはり可愛らしい。いつもどおりカルメンにのって華麗にジャンプジャンプ☆16歳かぁ。でも、こないだのジャパンカップの時のようなアンファンテリーブルっぷりはそこまで・・・。というか、確かにジャンプは凄まじいが、やはりまだまだ子供といった印象で、高い2アクセルや3ルッツは印象に残るが、技の繋ぎの表現力などを見てしまうと、2002年(当時16歳)の太田由希奈のほうが全然美しく見えてしまう。現在の得点方式では凄いスコアを出せるのは確かだが、ガラだと正直物足りないと感じてしまうのは、大先輩に囲まれているから仕方のないことだろうか・・・。

比べて中野友加里はやはり素晴らしかった。彼女のこの傘を持ったガラを観るのはFOIに続き2度目だが、何度観ても美しいドーナツスピンやスパイラルは、やはり彼女が一段と表現力が身についてきたことの表れであろう。

順番は入れ替わっているが、中国、フランスからのアイスダンスペアのコンビも良かった。特にトリノ3位の中国のシュエ・シェン&ホンボー・ツァオのペアは、情熱的でエロティックな東洋美を魅せた。ジャンプは転倒し一瞬ヒヤッとしたが、それを忘れさせるほどのその後の息の合ったコンビネーションは、さすがはメダルを取るだけの実力コンビであることを証明するに充分な演技であった。

そして初、生村主だ。椅子に座って扇子を用いたユニークな演出。これもガラならでは。キレのあるステップとダンスで会場を村主ワールドへ引き込む。ジャンプも綺麗に決め、貫禄の演技。やはり村主は凄かった。「お客さんを楽しませるために・・・。」彼女が毎回口にするその言葉が、演技からも充分伝わってきた。

トリ前、ランビエールの登場だ。館内、黄色い声援で溢れかえる。白い仮面を被って現われたランビ、3-3のコンビネーションをきっちり決め、そして仮面をはずす。また館内黄色い声援・・・。大人気。後半、スピンの嵐。何回転しただろう?そして、どうやって回っているのであろう??とにかく凄い!高橋、織田も凄かった。高橋は前にも見たロクサーヌでわりとわかって観ていたが、織田は初めて見たので、なかなかの迫力に正直オオッと思った。しかしランビエールは格が違った。そして人気も半端じゃない。これは彼、来年東京で行われる世界選手権、日本勢にとって強敵に違いない。アウェイなのにホーム。それだけランビエールが凄かった。化け物スピン。全く、外国人は魅せるなぁ・・・。

そして最後に登場はもちろんこの人・・・荒川静香

もう言うことない。ゴールドの衣装を身に纏い、女神のように舞う。アヴェ・マリアの美しい旋律に乗って・・・。一人だけ別世界。彼女が一歩滑り出すだけでそれはもうアートになる。どこまでも滑らかに、どこまでも艶やかに・・・。彼女は現在色々な仕事をしているが、やはり氷上が一番良く似合う。見惚れる。それしかない。何度観ても美しいものは美しい。もう、それ以外何も無い。

グランドフィナーレは、これだけたくさんのスケーターにさらにシンクロナイズドスケーティングのメンバーや、最後に加わった男子スケーターたちで派手に行われた。これもやはりアイスショーの醍醐味!日曜だからかサービスが良く、散々走って回って引っ込んだ後も荒川さんや恩田さんなど、何度も出てきてジャンプしたりスピンしたり・・・。挙句の果てにはジョニーが女性ファンのいる客席に飛び込んで、もうダンゴ状態になっていた・・・。凄すぎる・・・。

いやー、素晴らしいイベントだった!大満足!前回のジャパンカップはガラが良かったと噂だったので、試合しか見なかった私は若干後悔の念にとらわれていたが、今日のショーでそれもふっ飛んだ。やはり今日最も輝いたのはミキティ!心底「良かったね!」と思う。このショーを初めにスケート界はシーズンに突入する。試合になってもミキティ、是非是非今日のようなすべりで観客を圧倒し、以前以上に素晴らしいスケーターになって欲しい。そして今夜のこのショーで、今後これだけのレベルの高い選手の集まった(特に女子!)日本フィギュア界から、さらに目が離せないと再確認した。次はいつ観に行こうかな。


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愛の夢「ギスレーンバルト'02」

私が愛して止まない造り手、ギスレーンバルト。

最近では銀座「シノワ」さん、西麻布「KISSAKO」さんにて、いずれもシャンボール一級の「レ・ボード」をいただいた('99と'00)ことがあったが、他のショップやバーでもなかなか見かけないので、結局2ヶ月ほど前にこちらのオンラインショップで、2002年の村名を2本と、代表的な一級畑「ヴァロワイユ」を一本購入。しばらく寝かせておこうと思っていた。

しかし・・・。

ワールドカップ決勝の夜、勢い余った私はついにその村名を抜栓してしまった・・・。まだ早いだろうことはわかっている。'99も'00も素晴らしかった。だがそれらは一級。村名ならいくら早くても飲めないってことは無いだろうと無理矢理こじつけて抜栓。
ギスレーン’02

私のセラーは若干温度が低めに調整されているので、1時間前から外気に触れさせ、充分になじませてかあらテイスティング。

思わず目を細めたくなるような気品・・・。

素晴らしい。ギスレーンが素晴らしいのは解っていたが、'02は評判どおり、いや、それ以上に凄い。エレガント、美しい。そして既に熟成感も出てきている。これはハッキリ言って、想像以上。先日抜栓したグロフィエのレザムルーズ'00のような爆発的な衝動ではなく、しんみりと奥ゆかしく全身に染み入っていくような感じ。これはシャンボール好きには最も喜ばれるような造り手に違いない。
 
飲むごとにどんどん開いてくる。美しい。素晴らしい。気品あるエロス。そんな形容詞しか出てこない。ある意味レザムルーズよりレザムルーズ的イメージが強い。深く手の届かない、しかしもの凄く手に入れたい何かを探っているような感じ・・・。難しすぎるな、表現が。

ちなみに、これからご紹介したワインを、ある1曲に喩えようと思う。というか、これを飲んでいたときに頭にふっとリストの「愛の夢」が浮かんだのがきっかけだ。私は良く画集を手にとってクラシックやJAZZを聴きながらワインを楽しむが、選んだワインによって合う曲や絵画も違う。ギスレーンの'02は「愛の夢」のように深く美しい旋律と私は感じた。この曲を聴きながらゆっくり楽しむのが最も美しいと思う。先日ご紹介したグロフィエのレザムルーズ'00は、ラヴェルの「ボレロ」のようだった。迫力に圧倒されながら、どこかに独特の浮遊感と、ループが何かあの一本とシンクロした。

こうやってワインを何か他のものに喩えると、読んでくださっている方々にも少しは解り易いような気がする。なにせワインの表現なんて、日本語ではある程度に限られていて、ソムリエの薀蓄なんて聞けば聞くほど解らなくなってしまうものなので。

というわけで、ご存知の通りフランスは決勝で敗北したわけだが、ジズーがヘッドバッドをかます頃には既に私は半分愛の夢の中にいたわけで・・・。PK前にはもう、ジズーは「ダリ」へと変貌し、デル・ピエロは名の如くピカソの「アルルカン」へ・・・。完全にギスレーンにやられましたね・・・。

というわけでこの'02、まだセラーに2本あるが、また2本追加購入。これは間違いなくオススメ。未体験の方、絶対に一本はお試しください。絶対にですよ、絶対に。それほどプッシュします。私の最も好きな造り手の一人ですから。出来れば大切な人と飲んでいただきたい。もちろんBGMはリストの「愛の夢」で・・・。

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まもなくPKです・・・。

想像通り。。。
結局ジダンはダリか、キリコか・・・。
ブッフォン、止めるだろうな・・・。

さよなら、赤い原チャ。そして衝動買い!

♪赤い原チャで~ひとっ飛び 君住む町へ~ひとっ飛び♪

大好きだった私の赤い原チャ。

以前ここにも登場した激速のスーパーマシン、Gダッシュ!

東は足立区、北は埼玉、西は箱根芦ノ湖まで共に走った。毎日一緒だった。あるときは体調が悪くなり、何度も行きつけのお医者さんに連れて行った。古い車体なので部品が少なく、何とか騙し騙し乗っていた。タイヤもパンクしたし、プラグも替え、エンジンがかからなくなり友人Hとキックしまくったこともあった。いつかその赤い原チャのシートは、我が家の近くに住む野良猫のお気に入りの場所になり、シートは引っかかれ、おしっこもかけられた・・・。おかげで一日中理由も解らず猫のおしっこ臭かった日もあった・・・。

それでも私はこの赤い原チャに乗り続けた。

そして先週あたりからまた全く元気がなくなってきた。いつものように病院に連れて行く。行きつけのジム仲間の修理屋、いつもは安く適当に治してくれたのに、今回ばかりはしかめっ面・・・。「いやー、こりゃたぶんマフラー逝っちゃってるね、他にも相当きてる。。。もう限界かな・・・。治せない。」

結局病院でも診てもらえず、しかしまだ30キロぐらいは出たので、何とか乗り続けた。そして・・・。

先週の土曜、仕事で練馬のスタジオに行った帰り、ついに私の赤い原チャが、10キロほどしか出なくなった・・・。

もう終わりか・・・。ついに・・・。夏の終わり、荒川を渡りあの子の住む街へひとっ飛びした想い出の赤い原チャ・・・。様々な想い出がよみがえる。しかし、そんな想い出に耽っている場合ではない。環七、10キロは危ない。死ぬ。横をでっかいトラックがビュンビュン抜いてゆく。ヤバイ!と思った夜10時、左側にまだ灯りの点いているバイク屋発見!駆け込む。

「いや~うちは外車ばっかりなんで、ホント軽く診るぐらいの事しか出来ないですけど・・・。」親切に丁寧に色々確認してくれる彼。「やっぱ色々きてますね・・・。中開けてみないと解らないですけど、実際これ修理するのはパーツを考えても難しいかなと・・・。」「そうですか。。。買い替えの時期ですね。この原チャ、実は3万で買ったんですよ。まぁ修理するのに結局数万かかってますけど、2年も乗ったしもう限界かな・・・。ちなみに・・・。」ふっと目をやると、ずらっと並んでいるモペット。自転車風なお洒落バイクだ。以前真剣にプジョーを買おうか迷ったことがあった。「プジョーは無いんですか??」その彼に尋ねる。「プジョーはうちの一応ライバル会社ですから・・・。うちが扱っているのはトモスですね。。。」TOMOS・・・。見た事あったけど、可愛いな。「へぇ~、トモス、これはどこ製?ドイツ???」「トモスはオランダですね。」





オランダ・・・。 





急に私の目の色が変わる。「え、オランダ・・・なんですか。。。。」「はい、オランダ製ですね。全て。」「まさかオランダだけにオレンジカラーとかないですよね??」私の頭の中は既にオランダ代表のユニフォームのことで一杯だ。「お!実は今年限定で新作で出たんですよ!今期間限定で安く出してます。」
ウッソ!
 
いや待て、冷静になれ。モペットは遅い。今までGダッシュで何台のモペットをウザイと思ったことか。遅いし危ないし壊れやすい。そんなイメージがあった。

モペットって遅いんですよね?全然スピードでないって言う・・・。」尋ねる。「ん~、まぁ国産ほど早くはないですが、色々マフラー変えたりしたらかなり出ますよ。実際。」「試乗とかできないっすよね???」「・・・う~ん、本当はダメなんですけど、一応明日納車の一台があるんで、裏で内緒で・・・。」閉店後にここまで対応してもらえるとは。しかもそこで試乗に持ってきた一台が、何とオランダカラー!

乗ってみる。ダッシュ力は確かに無いが、思ったほど遅くない。普通に軽くひねればそれなりに出る。これでマフラーとか替えたら・・・。欲しい、欲しい、欲しい。しかし・・・いきなり新車購入とかできるのだろうか。

「これ、今日土曜で月曜の昼までに新車で購入して、かつ前のGダッシュを無料で引き取ってもらったりできますかね???」いきなりの購入前提の発言に、彼、完全に戸惑う。「は、、、はい?買う感じですか?じゃあとりあえず中で見積もりを出しますよ。」そりゃ驚くだろうな。閉店後にボロボロの原チャで現われたやつがいきなり新車購入。マフラーもパワーアップさせて、色々パーツも組み込む。見積もりを出す店長もあたふたしている。「2008年のユーロ、オランダが優勝するまでは乗れますよね?」「大事に乗ってくだされば、次のワールドカップまで平気で乗れますよ。」完全にサッカーのことしか頭に無い。とにかく即契約を済ませ、本日の歌唱料を頭金で入れ、帰宅。

翌日、恵比寿でレコーディング、最期の赤い原チャとのお出かけ。最後の力と言わんばかりに旧山手通りを40キロぐらい出してくれた赤い原チャ。なんだか切ない気持ちになる。
Gダッシュ

こうやって改めて見ると、良く乗った。もう限界だろう。あとは全国のGダッシュ愛好家達にパーツごとに引き取られてゆくのだろう。廃車はいやだったので、必要な業者に引き取ってもらうことを購入した店に頼んだ。私の最期の赤い原チャへの気持ちだった。


月曜日、ついに新車との出会い。ショップへ行くと例の彼が丁寧に対応してくれる。このモペット、ちょっと国産のバイクとは違って、色々な面倒なことがある。それを一つ一つ説明してくれて、さらに携帯まで教えてくれる。「色々解らないことがあったらいつでも電話ください。」「いやー、ありがとうございます、何だかお世話様って感じで・・・。」「いやいや、珍しいお客さんですから(笑)まさか本当に買うとは思いませんでしたよ。そんなお客さんばかりだと良いんですけどね~。」自分もまさか本当に買うとは思わなかった。しかしこれも何かの縁。この店の前で赤い原チャが止まったことや、閉店後に店が開いていたこと、そしてW杯でオランダが負けて悔しかったところで、TOMOSがオランダ製、オレンジカラーが限定であったことなど、様々なファクターがあっての衝動買い。まさに偶然以外のなんでもない。

最期に赤い原チャに別れを告げ、TOMOSにまたがる。「わかんない事ありましたらいつでもお越しください!ありがとうございます!気をつけて!」彼に見送られ、新しいモペットライフのスタート!
TOMOS1

TOMOS2

可愛いでしょ!?マフラー変えてるから速いよ!加速が良い。赤い原チャほどじゃないけど。でもこれからはこのモペットと、毎日を送る。梅雨が明けたら、とりあえず三浦半島の先っちょまで行ってみようかな!とにかくこの可愛いモペットと、毎日一緒なんて超嬉しい!色々手がかかるだろう。オイル入れたりプラグ変えたり・・・。ガソリンメーターも無いのでガス欠もするだろう。それでもとりあえず2年後のEUROには、先日買ったファン・デルファールトのユニフォームを着てこれに乗るんだ!

Let's Enjoy 東京、Let's Enjoy TOMOS Life!!!!!!!!!!!!!!!

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朝から西荻にてワイン会・・・。

先週の話。夜中(朝方)仕事が終わり、何か急に美味しいワインが飲みたくなった。私には数人ワイン仲間がいるのだが、夜中から飲むといったら銀座で働いている元ワイン屋の同僚に、必ず電話をしてしまう。

午前4時、彼に電話をかけると、ちょうど仕事が終わったところだと。これはもう、始発から飲むしかない。しかし早朝5時過ぎからワインが飲める店なんてそうそうあるわけないし、なら我が家でも良かったのだが、久々に以前の職場「WINE&DINE西荻窪店」に顔も出したかったので、とりあえず西荻集合が確定。それから私自身の仕事が終わったのが5時過ぎで、結局西荻に着いたのは朝の6時過ぎだった。

とりあえず店が開く(8時OPEN)までビールで乾杯。久々に彼と会ったため、話も進む。このWINE&DINE、オープンから店を支えてきたほぼ殿堂入りスタッフの我々は、今でも凄く中が良く、時々西荻に集合しては、店のものを買いあさり、暴飲暴食パーティをしている。しかし久しぶりだった。

7時半ごろからOPEN準備で店が開く。顔パスで入って、ワインを吟味・・・。うーん、、、どれにしようと迷う間もなく、一発決定。ロベール・グロフィエのシャンボール・ミュジニー・レザムルーズ'00だ。
グロフィエ、レザムルーズ’00
  
このWINE&DINE西荻窪店は、2Fでグラスワインが飲めるのだが、1年以上前このワインを抜栓した。その時はまだ正直硬かった。だが最近、西荻のお姉さまこと「BAR LE MATIN」のオーナーから「グロフィエの'00開いてるよ!マジで恐ろしく美味しいよ!」というお告げを頂いていたので、これはと思い即決定。一級の中でも最も憧れられるこの一本。現在ではもう'00はショップはおろかネット上でも出回っておらず、相当貴重な一本だ。それが15,000円台・・・。そりゃ即買いでしょう!しかし・・・男同士で通勤ラッシュの時間帯に「恋人たち」の名のワインを飲むとは・・・。なんとも美しいではないか!

と書いておきながらも、正直グロフィエを侮っていた。ルーミエやギスレーン好きの私が、グロフィエに心底感動するとは全く思っていなかった。お姉さまの飲んだレザムルーズは、たまたま状態が良かったのか、順番的に美味しく感じたのかそんなものだと思っていた。しかし抜栓後、我々は驚きのあまり絶叫した。

爆発的に素晴らしい。凝縮感、ふくよかさ、柔らかさ、熟成感、香りのたち具合・・・間違いなくこれはグラン・クリュクラスのワインだ!ハッキリ言って、今年飲んだ全てのワインの中で一番美味い。華やかでエレガント、主張も強すぎず、完璧。液体を超越している。美味すぎる。オープンして2年半、我々よりも長い間あの店で眠っていたこの一本。私のセレクトに間違いはなかった。今では最も親しいワイン仲間の友人も、「これは今年飲んだ中で間違いなく一番良い!」と絶賛。グロフィエ・・・今まで何度か飲んではいるが、ここまでのものに出会えたのは、当然初めてだった。

それから元同僚を一人道連れにし、3人で語る。2本目は友人の希望でシャンパンを。私の大好きなクリストファー・ミニョンのプレステージだ。「3」とエチケットに描かれたこの一本、小規模自家農園生産者の作り出すシャンパンの中でも、かなりレベルの高いものだ。こちらも入荷して1年半以上経つが、以前飲んだものより数段美味しい。ピノ・ムニエが多く含まれるこの一本、以前はリンゴ酸が若干目立ち、それはそれでフレッシュで美味しかったのだが、実際若干エグみがあった。しかし熟成が進み、恐ろしく丸くなっている。その上パワフル!おそらく今がもっとも飲み頃なのではないか?熟成香、そして自然派独特の酵母感、ビスケット、ナッツ等、あらゆる香りが複雑に絡み合っている。素晴らしいな・・・。

あー、飲んだ飲んだ。正午過ぎ、もうわけが解らない。そのまま西荻で爆睡。。。起きたら夕方。。。なんだかなぁ、、、久々の堕落コース。ふらつきながらお店によると、以前私のお客さんだった常連さんが偶然2Fでワインを楽しんでいるではないか!覚えているかな~とそっと近寄ってみると「ああ、お久しぶり!元気してる?どっかで店やったら連絡してね。通うから。」なんて声を掛けて下さった。退職して1年しても、未だこういった方に覚えて頂いているのは、なんとも嬉しく有難いことである。ああ、来てよかった・・・。生活はめちゃくちゃだが・・・。そしてせっかく西荻にいるんだから、そりゃ蕎麦でも食べなきゃなと「鞍馬」へ。箱盛りの大盛りを一枚ペロリとたいらげて、ちょこっと「LE MATIN」のお姉さまのとこに顔出して、グロフィエ自慢してさあ帰宅するか。。。

西荻窪。こんな堕落した生活が似合いすぎる街。アンヴィヴァレント。「KISSAKO」や「シノワ」でしっぽり飲むのももちろん大好きだが、時には西荻のような庶民的な街の街場のBARで飲むのも、それはそれで気持ちの良い安堵感があるものだ。ここはやはり私の大好きな街の一つである。そしてこの以前の職場「WINE&DINE」は、「おっ!」と思うような掘り出し物があるお得な店。東京が本店、上野にも西荻とほぼ同時OPENして、おかげさまで(といっても今はスタッフではないが・・・。)どんどん良い店になっている。離れて客観的に見ると、いろんなものが見えてくる。もちろん自分達で創り上げた店なので、相当な思い入れはあるが、それを抜きにして考えても、カリテプリのバランスもよいし、品揃えも豊富。勢いを感じるワインショップだ。私のblogに来てくださる方の中にも、当然ワイン好きな方は大勢いらっしゃるので、機会があったらのぞいて見て頂きたい。きっと皆さんの満足できるような一本に出会えると思いますよ!

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Tres bien”Les Bleus”!!!!!!!!!!!

今さら語る必要も無いだろう。

ジャズ

ジダン、ラストダンス。

ダンス

チーム一団となって、心を一つにして融合。
ブラジル、付け入る隙無し。
サッカー好きの誰もが「フランス勝って欲しいけど、結局ブラジルだろう。」と思っただろう昨晩。見事に期待を裏切る形で、フランスは縦横無尽に踊りまくる。

何も出来なかったロナウジーニョ。神が降りたジダン。同じ10番。気持ちがあまりにも違いすぎたようだ。

個人技サッカーが組織サッカーに完全に封じられた代表的な試合。これからの日本にも、こうあるべきだという指針になる一戦だったのではなかろうか。ロナウドもロナウジーニョもアドリアーノもロビーニョも、最高の個人技を持ってはいるが、結局組織の前では全く機能しなかったのだから。

アンリのコメントを載せておく。「私にとって一番大事なのはゴールじゃない。一番大事なのは我々がチームとしてプレーできることを証明したこと。あのゴールに関しては、たまたま良いタイミングで良いポジションに入っただけ。自分は合わせてゴールにいれるだけでよかった。戦術が功を奏した。」

いい事言うなぁ。。。

ジダンのラストダンスは、見られてもあと2回。彼の集大成を、最後までこの目に焼き付けたいと思う。

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我が人生最高のサッカー日

いやぁ…もう、涙が止まらなかった。

2006年ワールドカップドイツ大会、準々決勝、イングランドVSポルトガル。ベッカム率いるスター軍団のイングランドと、我が心の本命オランダと死闘の末勝ち残ったポルトガルの対戦。私は戦前特に、どちらのチームにも肩入れしていなかった。どちらが勝っても良いが、とにかく良い試合が見たいという想いが強かった。ただ今大会これまで、戦術的にイングランドの攻めがあまり機能していなかったので、どちらかというとチームサッカーのポルトガルのプレーに期待はしていた。

フォーメーションが発表された時点で思ったのは、とにかくルーニーがイライラしたらポルトガルに分があるのではないかということ。これは数試合前からずっと思っていたが、こういう若い選手の1トップほど危ないものはない。ポルトガルにはリカルドカルバーニョや、フェルナンドメイラのような、強くてうまいディフェンダーがいる。当たりまくられてルーニーが機嫌損ねたら、その時点で終わりかと。。。

試合は前半開始直後は激しい責め合い。ルーニーのボレーやCロナウドのミドル等、お互いゴールを脅かす展開。しかしそれも序盤のみで、後半20分以降は探り合い、全くと言ってよいほど噛み合ない展開。ただ、ポルトガルの方はフィーゴやCロナウドがポジションをどんどん入れ替え、ボールを支配している様子。逆にイングランドは中盤の4人が機能せず、ボランチのハーグリーブス以下でのボール回しが目立つ。はっきりとした見せ場のないまま終了。

そして後半、ドラマは始まった。

まずはこれまでチームを支え続けてきたベッカムが負傷で交代。今大会のイングランドは結局ベッカムあってのチームだった。ジョンテリーやファーディナンド等のディフェンスがしっかり守りきり、ベッカムがほぼ全得点に絡んで勝つという内容の試合が多かった。ベッカム自身も相当な重圧を感じていたようで、試合後に嘔吐したり、神経的にも限界が来ていたのだろう。

そして…それに続くように悲劇は起こった。チームの核を失ったイングランド、ついにルーニーがやってしまった。ポルトガル中盤の激しいプレスに耐えられず、プレーがとまった後駆け寄ったCロナウドに突っかかってしまった。あぁ…数試合前から心配していたことがここに来て起こった。ルーニー退場。

ポルトガル、猛攻。マニシェを起点に両サイド、ミゲルやCロナウド、フィーゴ等波状攻撃を仕掛ける。イングランドは前線にクラウチ、ベッカムと交代したレノンを残し守りを固める。なんだか何ともいえない感情がわき起こってきた。ポルトガルはシモン、ウーゴヴィアナ投入。下積みの長い試合巧者シモンがこの時間で登場。泣ける。イングランド、苦しいなか何とか守りきる。後半終了。

昔からサッカーを好きで見ていた私だが、このような感情になったのは初めてだ。ベッカムの気持ち、フィーゴの気持ち、ようやく花開いたシモンや、頑張っているレノン。死力を尽くした闘い。そして何より今日輝いたのはやはりCロナウド。彼の純真無垢なプレースタイル。弱冠21歳。ルーニーと同い年だ。途中ポルトガルの選手が倒れていた際にプレーを止めなかったクラウチに対し、「あれはいけないよ。」と語りかけるあたり、何とも美しかった。オランダ戦ではブラールスに衝突し、立っていられなくなりピッチを去った。そのとき魅せた涙も美しかった。オランダファンの私としても、あの涙は忘れられない。ポルトガルサッカーは世界一美しいと言うが、それは何もプレーに関してのみではない。延長に入り私の心は徐々にポルトガルに動き始める。日韓W杯で魅せたフィーゴの涙が頭をよぎる。選手層が厚いとは決して言えない。ただ前回のEUROでギリシャが優勝したよう、団結力のあるチームなのは、見ていて驚く程よく分かる。フィーゴ34歳、Cロナウド21歳。一回り以上違う二人の息のあったプレーには、本当に心を奪われる。

試合は延長でも決着がつかず、PK戦。PKになれば、場慣れしているイングランドが多少有利と思っていたが、ハッキリ言って、一人目で決まると思っていた。ポルトガルは先ほどから繰り返し名前を出しているシモン。難なく決める。これでもううるうるしてしまった。どうしてもフィーゴやパウレタの陰に隠れ、表舞台にあまり出てこないが、チームの精神的支柱となっていた選手。良くやったなと思うと、なんかジーンと来てしまった。

イングランドの一番手、ここはハーグリーブスかジェラードが来て欲しかった。しかし不運にも、今大会全く精彩に欠いたランパードが…。一緒に見ていたイングランド好きの友人Hと「ランパだけは一番手止めて欲しいな。」と言っていた矢先である。明らかにはやる気持ちを抑えきれず蹴ったボールは、キーパー、リカルドの手に完全に封じられた。やっぱりな…、これでポルトガル有利か。そしてウーゴヴィアナ。若き10番。まさかの枠外…。いやぁ、なんと言う試合!イングランド、この試合最も貢献したボランチのハーグリーブス、落ち着いて決める。1-1。そして先攻のポルトガル、プティが外した!これはイングランド?そしてジェラード登場。ここは確実に決めるだろうと思ったが、、、なんと、ジェラードが完全にリカルドに封じられた!うわぁ…もう、涙が止まらなくなってきた。あのジェラードが、ペナルティエリアの外からガンガンミドル決めるジェラードさえもこのプレッシャーにのまれてしまったのだ。様々な気持ちが交錯し、言葉にならない。

ポルトガルはフィーゴと交代して入った若手のポスティガ登場。左サイドで良い働きをした。フィーゴが自信満々に見つめる中、確実に決める。そしてイングランド。監督がPKを見越して終了直後に投入したキャラガー。審判が笛を吹く前に蹴ってしまう。焦っている。PK巧者と名高いキャラガーが思いっきり焦っている。もう一度蹴り直すも、全くキーパーの目も見ず、とにかく早く蹴ってしまいたいと言わんばかりに蹴り込んだボールは、またしてもリカルドに封じられた。

そしてポルトガル、最後に登場はそう、Cロナウド。最も若い選手を一番大切な場面で出してくる、実際賭けなような気がした。ここは絶対マニシェあたりが確実に行くのかと思った。しかしルイス・フェリペ監督はCロナウドを起用した。これもポルトガルなりの美学なのかと思った。しかし……落ち着き払ったステップから、キーパーの動きを完全に見切り、確実なゴール!!!もうその瞬間、涙が溢れ出てきた。こんなドラマティックな展開があってよいものだろうか!?信じられない!サッカーを見て真剣に泣いたのは初めてである。

ポルトガルは試合前から私が応援していたオランダとの死闘により、デコやコスティーニャといった主力を欠いた試合となった。また、会場の9割はイングランドファンということもあり、はっきり言って不利極まりない状態。そこを皆でカバーするがごとく、シモンやチアゴ、プティ等が頑張った。全員サッカーをした。イングランドもルーニーを欠いてから非常に良い攻撃も多かった。特にこのスター軍団の中に立つと目立たないハーグリーブスや、レノンといった選手が攻守にわたり健闘した。そして本当に様々な葛藤があった。ルーニー、Cロナウドの同世代の闘いでもあり、フィーゴ、ベッカムにとっては最後のワールドカップ。もういろいろなことが頭の中を駆け巡り、なんだか本当にもう感情がいっぱいになった。

試合終了とともに私が知る中で最もサッカーに詳しい知り合いから着信があった。同じように声が震えていた。言いたいことは同じ、最高の一言だった。決してオーバーな表現でなく、本当に歴史に残る名勝負だった。今日に限っては正直、ポルトガルがイングランドより一枚上手だった。明日はまた違うかもしれない。フォーメーション次第ではまた違ったかもしれない。しかしそれがワールドカップ。負けたら即帰国。そんな中思いっきり自分達のプレーを楽しんでいるポルトガルの選手たちに、今日は心からおめでとうと言いたい。オランダ、イングランドを下したんだ。これはもう応援するしかない。ここまで来たら優勝して欲しい。

しかしその数時間後…私はまた涙を流すこととなった。。。(続く)
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Appendix

プロフィール

ワインキュレーターKzM

Author:ワインキュレーターKzM
ワインキュレーター(Wine Curator)
シンガー(Singer)
ミュージッククリエイター(Music Creator)
そばリエ(Soba Lier)
アートナビゲーター(Art Navigater)
ジャズDJ(Disk Jockey)

肩書きに溺れることなく様々な世界を様々な視点から見つめ、皆様に伝えて行きたい思います。
短い人生、楽しんで生きよう!

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