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「ズボンの丈が短いように思われます。」

しっかし、ファッションマスコミとは時として酷いものである。

雑誌「ファッションニュース・メンズ」を先日、ブックファーストで軽く見た。以前から相当広告費に左右されていそうな、全く信用していない雑誌だった。そもそも先シーズンA/Wで初めてこの雑誌を購入したのだが、編集を担当しているスタイリストS(祐真)氏の、YSLのA/W(ステファノ・ピラーティ氏初のショー)へのコメントのいい加減さに本当に呆れ返った。「僕よりも2世代上のオジサンたちが喜びそうなショーかな?。」愚鈍にもほどがある。アンタ、もう40過ぎだろう。その上「サンローランの機嫌取りのクリエイションは程々にして・・・」ときたら、もう呆れてものも言えない。。。トムの時期、いやさらに現Diorのエディがディレクターだった時期のYSLは散々持ち上げて、中田ヒデあたりに細身のジーンズを無理矢理穿かせていたくせに、彼らに比べれば年配で紳士的な、無名のデザイナーがディレクションした途端、内容も見ないで適当なコメント・・・。こりゃ酷い・・・。締めの言葉「ピラーティ氏からは本当にお洒落な印象を受けるから、それをストレートに出して欲しいな~。」苦笑・・・。「もうちょっと広告費出して欲しいな~。」と素直に言えばよいのに。

その時最も大々的に取り上げられていたのが、当たり前だが「Dior Homme」である。最も笑ったのが、数ページにわたってS氏とデザイナーのエディのメールのやり取りが掲載されていること。

エディ「ボンジュール、スケちゃん!どうだった、僕のショー?」
S氏「ショーは最高!セボン!トレ!トレ!トレビアン!」


ちなみにこれ、私は全くデフォルメしていない。ホントだかどうだかしらないが、ここまで来たら面白くなってきた。このギャグセンス、なかなか出てくるものじゃない。40過ぎて恥ずかしくないのだろうか??いくらお金のためだとはいえ、中田やキムタクに散々着せて、おかげでギャル男ブランドと化したDior。全く、どう責任とってくれるんだか・・・。

そんな昨年のサンローランのA/Wは、後になって世界のメディアから大注目され、以前ここでも書かせていただいたが、S/Sの個性の強いデザインも各誌で絶賛。あーあ、やっちゃったなS君・・・。

そして先日立ち読みしたこの雑誌の話に戻るが、今期の大絶賛のYSLメンズ、注目は今までにない若干太めで短めのボトム。クラシカルな色使いにこのシルエットは斬新で、私も既に何点かholdしてある。
YSL A/W2006

YSL A/W2006 2

さすがに長年ファッションを追い続けていれば、解っても良い素敵なシルエットだと思う。'06S/Sではレディスのシルエットが今期の象徴的アイテムとされるほど取り上げられていたが、要するにピラーティ氏はシルエットにおいても天才的なのである。先日青山で2時間ほどかけてS/Sのアイテムを試着してきたが、ジャストサイズで着ればどれも驚くほどラインが出て、素晴らしかった。ジーンズも、着ないで見ているだけでは、トム期に比べ若干太めだなぁという印象しかなかったが、実際穿いてみると、ヒップの位置や膝下のストレートラインなど、信じられないほど綺麗に表れる。全10アイテム以上試着して、結局最も気に入ったモロッコ風シャツをサイズ取り寄せ中だが、ジャケット、シャツ、ボトム、どれも本当に素晴らしく、迷った挙句ジーンズとそのシャツの2点に絞った感じだった。

前置きが長くなったが、それほどエレガントなシルエットをクリエイトするピラーティのYSL、それが今年のA/Wで爆発したのだが、さすがにここまで散々酷評してきたあのS氏も、このA/Wは理解してくれるだろうと思って、ページを開く。相変わらずDior HommeとかGucci、D&Gが前面に押し出されているなか、最後のほうに2ページ、YSLが。まぁこれは宣伝費の問題だから仕方ないとして、注目のコメントに絶句。

「全体的にズボンの丈が短いように思われました。」 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おいって。

ズボンの丈が短いぃ!?はぁ!?

祐真君、君が言っていることはセザンヌの絵を見て「リンゴが机からこぼれ落ちそうです。」とか、ニルヴァーナを聴いて「32小節目のE♭が不協和音です。」と言っているのと同じなんだよ。わかるかな?アートってものは、そこから先の部分のことを言うんだよね??ギャルソンだってそういう部分から今の地位を気づいたじゃない。君のコメントはただのド素人の呟き以外の何でもないよ。ズボンの丈が長い短いなんてこと、誰が見ても解るでしょ!

あまりに呆れてそのコメントのみ見て本を閉じてしまったが、とまぁ素人の私から言われても、S氏も我知らずなのは当然だろうが、要するに子供騙しのファッション評論はもう時代遅れ。彼のコメントを見る限りでは、まだピーコのファッションチェックのほうが全然まともに見えてしまうあたり、どうしようもない。真面目な話その雑誌を読む限り彼自身、ショーそのものを楽しんでいる感はあるが、そんなもの私がフィギュア観戦記を書いているのと同じ。しかし立場は全く違い、彼は仕事なんだし、支持者も多いわけだから、「マスコミ」という立場からの視点、プロの視点というものをしっかり考えた上で評論して欲しいものだ。

批判ばっかりになってしまったが、逆に考えるとS氏がYSLに注目しないこと自体は嬉しいことなのかもしれない。Dior Hommeのように変に祭り上げられ前述したようにギャル男服になってしまうのは絶対に嫌だし、それはムッシュ・サンローランも当然望まないこと。しかしファッションマスコミとしてトップに君臨し、若い世代の支持を受けている人間が、このような低いレベルで仕事をしているようでは、今後の日本のファッション事情もよろしくないのではないかと思うし、他にもっと正当に評価しているメディアもあるのだから、やはりどうしても、もう少しやり方を考えて欲しいと思ってしまうのである。

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