Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

-件のトラックバック

トラックバックURL
http://kzmamour.blog40.fc2.com/tb.php/119-bd7acfff
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

トータルフットボール

ついに開幕をひかえたワールドカップ、今大会は私のなかでは8年ぶりの1大イベントだ。私は'94年アメリカ大会のオランダ代表のプレーを見て、完全にオランダ代表の虜になった。オーフェルマルス、デ・ブール兄弟、ヨンク、ライカールト、そして・・・天才ベルカンプ。攻撃的で美しい、魅力溢れるプレーは、完全に私の心を釘付けにした。そして'98年のフランス大会。ここではベルカンプ、コクー、スタム、ファンデルサールら白人軍団と、セードルフや、もう一人の天才クライファート、ダーヴィッツ等黒人系軍団が混ざって大活躍!オランダの攻めの幅の広さを見せ付けた。

しかし毎回どうしても決勝に残れない・・・。その理由は解っている、、、民族間の意志疎通の問題。スリナム移民系の黒人選手と白人選手の間に、毎回確実に確執が生まれてしまう。実際フランス大会ではダヴィッツとGKファンデルサールが試合中にもめたり、クライファートがベルギーの選手を殴って出場停止処分など、悪い部分が浮き彫りだった。そのせいでいつもここぞというところで連携が上手く行かず、準決勝あたりで敗れてしまう。上記2大会は両方ブラジルに1点差で敗北。残念な結果に終わっている。

'02日韓共催のときなど、チーム状態がバラバラで予選落ち・・・。オランダ代表が来るということだけに期待していた私は、その時点で半分ワールドカップが終わっていた。。。

しかし裏を取ればオランダ代表、こんなめちゃくちゃな状態で準決勝まで行くのだから、連携さえ上手く行けばこれほど最強なチームは存在しない。そして開幕直前の'06ドイツ大会。今年のオランダ代表は一味違う!

監督、マルコ・ファンバステン。オランダサッカーの父クライフに続く、第二のストライカー。イタリア大会以前、またセリエAのACミランでも世間を騒がせた「オランダトリオ(グーリット・ライカールト・そしてファンバステン)」の一人、オランダサッカー界の宝だ。彼の理想とする(クライフが原点だが・・・)サッカーは、【トータル・フットボール】。元々アヤックスというオランダリーグの名門チームの若手育成システムが目指す、簡単に言えば「前線からプレスをかけ、高い位置でディフェンスラインを保つことにより、選手のポジションが渦のように入れ替わり、誰がどれをもこなす。」というシステムだ。オランダには様々なポジションをこなせる選手が多数存在する。挙げるとキリがないのだが、そういった選手を続々と生み出すオランダ。先日ライカールト監督の下チャンピオンズリーグを制したFCバルセロナ。後半は見る限りではほぼトータルフットボール状態。エトゥやロナウジーニョ、ラーションなど様々なポジション入れかえがあり、センターバックすら攻撃参加。ライカールト監督のハーフタイムでの指示が思い浮かぶ。しかしこのシステムは、精神的、技術的に凄く高い技術のある指揮官が中心選手として存在していない限り、絶対に成立しない。それを実現したのがクライフを中心とした70年代のオランダ。選手がどんどんポジションを入れ替え、ノートラップからのフラッシュパスでゴールなど、そのシステムは当時斬新なシステムとして世間を驚かせた。

今までのオランダ代表ももちろん、そういった流れのサッカーをしていたが、いわゆる"BOSS"がいなかったため(というかスターだらけで統率力がある人でもまとめ切れない)、攻めは良いのだが、いったんボールを奪われると、ただ崩されて終わりなチームになってしまっていた。

そして今回のオランダ代表。ファンバステン監督の下若手中心に招集されたメンバー。オランダのスター選手といえば、現在は、クライファート、セードルフ、ダーヴィッツ、マカーイ、フンテラー等の名が挙がるが、代表登録の中に彼らの名前はない。完全に若手主体、要するにプライドが高く、言うことを聞かない、連携のない人間は入れないといった考えだろう。もちろんロッベンやジオ(ファン・ブロンクホルスト)、ファンデルファールト等、充分スターと呼べる選手はいるのだが、今までのオランダ代表の「スター軍団」と比べると、イマイチ印象は薄い。唯一のスターはファン・ニステルローイぐらいのものだろうか。

そんななか精神的支柱となるのが「フィリップ・コクー」だ。代表歴も長く、ディフェンスからトップまで様々なポジションを経験してきた玄人受けするプレイヤー。私は昔からコクーを散々評価してきた。そんなコクーが今回の代表の第一のキーマン。ダーヴィッツでもセードルフでもない、コクーが指揮官ということに、今回のオランダ代表の、いや、ファンバステン監督の仕掛けが感じられる。

彼は狙いはもちろん、コクーを中心としたトータルフットボールのオランダ復活であろう。

精神的支柱となるコクーが中心(現代サッカーで言うところのボランチ)に陣取って、キックオフ後様々な選手が渦のようにポジションを入れ替え走り回る。左サイドはロッベンやファン・ペルシー、ジオ、右からはバベル、クロンカンプらが攻め上がり、トップ下でカイトやファンデルファールトが強烈なプレス。ディフェンスラインを高く設け、全員攻撃。そして全員ディフェンス。想像するだけで面白い。

これは単なる私の想像に過ぎないが、もしこれが実現されたら、オランダの優勝もなくはないと思っている。実際ファンバステン監督は「今回の代表メンバーの目標は2008年のユーロだ。ワールドカップにはあまり期待しないで欲しい」という。たしかにコクー1人でまとめあげられるかという心配も、正直ある。予選も相当厳しい。場合によってはセルビアのコンパクトサッカーに引き分ける可能性もあるし、コートジボアールにはスピードサッカーでバックラインを一気に崩される可能性も考えられる。最も楽なのがアルゼンチン戦のような気さえする。しかし私は8年待った。ここは素直にファンバステン監督を信じたい。オランダ代表、まずは出だしの2戦が勝負。是非最高のトータルフットボールを魅せて欲しいと期待する。

応援の1日1クリック、お願いします♪♪rank_002.gif
ブログランキングに参加しております!005-001.gif
スポンサーサイト

0件のトラックバック

トラックバックURL
http://kzmamour.blog40.fc2.com/tb.php/119-bd7acfff
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

Appendix

プロフィール

ワインキュレーターKzM

Author:ワインキュレーターKzM
ワインキュレーター(Wine Curator)
シンガー(Singer)
ミュージッククリエイター(Music Creator)
そばリエ(Soba Lier)
アートナビゲーター(Art Navigater)
ジャズDJ(Disk Jockey)

肩書きに溺れることなく様々な世界を様々な視点から見つめ、皆様に伝えて行きたい思います。
短い人生、楽しんで生きよう!

KzMのmixiのプロフコチラ

Wine Curator KzMがあなたの相談に乗ります!
ワイン、レストラン、bar他、相談、個人的悩み等なんでもお答えします。質問、意見がある方はコチラへどうぞ☆

【予約宿名人】↓以下をクリック
温泉情報「予約宿名人」
私KzMが温泉宿の予約の際、毎度と言って良いほどお世話になっている予約宿名人。
「客側から宿側に予算提示」
という新システムで、憧れの旅館や一室に格安で泊れる可能性大!まずはご登録を♪