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Rumble-乱舞-オランイェ

午前4時、自由が丘のアイリッシュ・パブ「Clann」にて、友人HとオランダVSポルトガル観戦。はっきり言ってこれほど魅力的なカードが決勝トーナメント第一戦で行われるのはもったいないというほどの好カード。確実に名試合になることが予想されたので、イングランドファンのHクンに無理矢理付き合ってもらって共に観戦。ちなみに、ここで勝ったチームがその直前に勝利したイングランドと対戦することにもなるのだ。

試合前の期待は散々ここまで書いてきたとおりオランダ。ファンバステン監督の申し子たち、オランイェのフットボールを私は心から愛している。ただポルトガルは強い。40年ぶりの決勝トーナメント進出と入っても、今回は1次リーグでフィーゴ、マニシェが大爆発。テクニックで勝るポルトガルに、オランダの組織力がどう対抗していくかがキーになる。

ただならぬ雰囲気、試合前から興奮で涙が出そうだった。以前も書いたが8年待った。今日はアウェイの白のユニフォーム。20人ほどのお客が集まったそのパブで、私一人、オランダの10番、ファン・デルファールトのオレンジのユニフォームを着ていた。

試合は序盤からオランダが優位にボールをまわす。今大会出場国の中で平均年齢が最も若いオランダ、ファンバステン監督は言う「我々の目標はあくまで2008年のEURO。あまり期待しないでほしい。」と。しかしこの冷静かつ神経質キチガイのファンバステンのこと。明らかな策があった。

オランダのエース・ストライカー、ファン・ニステルローイをスタメンから外した。そしてまだ決してストライカーとして成熟しているとは言えないカイトを起用。にわかオランダファンには信じられない選択。しかし私はこれで良いと思っていた。カイトはストライカーという役割が決まっていない選手。要するにトップの3人がガンガン入れ替わって、ポルトガルディフェンスをかき回してほしかった。それにこれで負けるようでは、結局このチームはまだワールドカップで優勝するチームではないという監督の想いがなんとなく感じられた。そしてさらに右サイドバックに、攻撃的なハイティンハを使わず、若干守備的なブラールスを起用。これもポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドに裏を取られないための作戦だろう。

試合は予想を上回る大激戦。

まずはその右サイドバックのブラールスのハイキックがCロナウドの内腿をヒットし、Cロナウド負傷。しかし攻めが続き前掛かりになるオランダに、デコから中に切り替えしたボールをパウレタが楔に入り、マニシェが落ち着いて先制。驚くほど落ち着いた素晴らしいゴール。やはりマニシェか・・・。

その後、オランダ猛攻。突破口、左サイドロッベンがスペインのミゲルに完全に封じられていれば、右サイドファン・ペルシーが鮮やかな切り替えしからシュート!惜しくも得点ならず。

前半終了間際、ポルトガルのコスティーニャが故意なハンドで退場。オランダ、一人多い有利な状況で後半を迎える。

後半もオランダの猛攻は止まらない。プレスが甘くなったポルトガルに対し、ファン・ボメルのミドル、コクーのこぼれ球からのシュート等、ポルトガルゴールを再三脅かす。しかしポルトガルの守護神リカルドの好セーブが続く。そしてオランダの10番、ファン・デルファールト投入。

後半の中盤あたりから試合が荒れ始める。フィーゴの突破を顔面に肘を入れて防いだオランダのディフェンス、ブラールス退場。10人対10人。予想もつかない削りあいだ。

それからもファールが連発する中、オランダは10番からのロングボールで突破口を見出す。そして波状攻撃。ファンペルシー、カイト、ジオ、そしてヘッセリンク等常にバイタルエリアで総攻撃。耐え凌ぐポルトガル。それを嫌ったデコ、オランダのフリーキックの際コクーがボールを奪うのを阻止したとして、2枚目のイエローで退場。試合は大荒れ。まさに戦争。両チームカード出しすぎ。さすがのフィーゴもオランダ選手に頭突き。大乱闘。これこそワールドカップ。しっかし後半はもう、サッカーというより戦争状態。戦術もあったもんじゃない。

ポルトガルも何とか前線シモンのテクニックでカウンターを狙うが、今度はオランダのキャプテン、ファン・デルサールが好セーブ。両者譲らない、一進一退の形の無い攻防。

後半終了間際、オランダの左サイドバック、ジオ退場。これは納得いかない・・・。9人対9人。死闘。ロスタイム6分。焦るオランダ。中盤の無いロングボールの戦い。興奮して鼻血が出そうだ。こんな試合見たのいつぶりか・・・。

試合終了。オランダ敗戦。私の夢は儚く散った。しかし、終了してもオランダサポーターからは大声援。ジャッジング以外は納得の敗北だ。ポルトガルは強かった。はっきり言って、オランダチームは若すぎた。若さゆえに挑発に負け、いらないところで退場者を出した。確かにレフェリーのジャッジには相当問題があったし、今後色々とこの試合については議論されるべきであろう。前半コスティーニャの退場した時点では、ポルトガルのチームとしてのワールドカップでの実績の低さを感じた。ハーフタイム、1点のビハインドがありながら確実に勝てると確信していた私。敗北の原因は2つ。決定力の無さと、チームの若さだ。

開幕よりオランダに夢を見続けていた私。しかし終わってみて冷静に考えると、今回のオランダ代表にはロッベン以外、現時点で飛びぬけた才能を持った選手はいない。ファンペルシーは確かに良い。しかしまだ状況判断に欠ける面があり、2年は早い。それはロッベンも同じことが言える。カイトは今日見る限りでは世界レベルではまだまだだったし、10番もまだ二十歳過ぎの若いこれからの選手で、アルゼンチンで同じ10番を背負ったリケルメとはまだまだ差がある。かといってベテランプレーヤーも、コクーは確かに連携は高いしユーティリティー溢れる選手だが、フィーゴのようないわゆる才能ファンタジスタ的スターではない。ニステルローイもプレミアリーグの点取り屋だし、現時点ではベルカンプやクライファート、そして監督のような驚異的なプレイヤーは他の強豪国に比べ、現時点では圧倒的に少ない。
そんな中で今日のような試合で冷静に中盤で抑えられる精神的支柱が一人いれば、何度となくあった決定機に確実に得点できただろう。また、相手の挑発にも冷静に対応できたはずである。

ということは全てわかった上で、ファンバステン監督はこのチームを育てているのだと思うと、今日の試合はまったく悔いの無い素晴らしい試合だったし、退場者が出るまでのトータルフットボールは本当に素晴らしかった。レフェリーがぶち壊してしまった感がどうしても否めないが、それはお互い様。ファンバステン監督の目標が今回のワールドカップではないということは、今回スタメンにカイトを起用したことと、後半ヘッセリンクを途中出場させたこと。この時点で、もう勝敗は考えていなかったように思われる。「これが我々の今の力。これで今回戦ってきなさい。2年後のEUROに向けてね。」という監督の言葉が頭に浮かぶ。

しかし一つだけ不満を言うのであれば、レフェリー、何とかしてほしかった。これは他も全試合に対して言えるが、今大会のレフェリーのジャッジングは、線審も含め全く統一性が無く、見苦しい。オランダのような組織だったチームで、あんなに退場者を出されたら、攻めがしっかりいくわけが無い。個人技のチームが有利に決まっている。故意的なハンドや怪我が出るようなスライディングに警告を出すのは解るが、ジオとデコ、ブラールスに関しては退場させなくても・・・と思わざるを得ない。乱闘になったときの捌き方も全くダメで、これは正直な話ちょっとFIFAも考えるべきだと思う。

しかしそれも終わった話。若いオランイェたち、良く頑張った。今年はベスト16で消えてしまったけど、2年後のEUROを最高に楽しみにしている。もう少し見ていたかったというのが本音だが、今日は涙を流して、明日から今度はスペインを応援しよう。生まれ変わったスペイン代表に期待!

2006年オランダ代表、私達に夢を本当にありがとう!

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