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TCJF '06☆KOOP☆スウィングナイト☆

ついに念願のKOOP体験だ。

12・8.TOKYO CROSSOVER/JAZZ FESTIVAL@ageHa、KJMの沖野修也が主催するクラブ・ジャスの一大イベントだ。昨年はhirdが来日し北欧旋風を巻き起こした。今年は何と何と何と、あのKOOP出演!北欧クラブジャズシーンに欠かせない、いや、その基盤を創ったとも言える最重要ユニット。マグナス(プログラミング)とオスカー(ピアノ/アコーディオン等)の二人組、まずはどんなステージングになるのかが重要。ドラム、ベースは生か?ヴィブラフォンはさすがに生だろう。しかし前回のブルーノート(行きそびれた!)はほぼ生楽器だったようなので、期待はするものの、さすがにクラブでビート、パーカスは生じゃいかないだろうと思いながら終電で渋谷へ。バスで渋谷からageHaまで行けるらしい。

渋谷に着く直前、美容師の友達からメールが入ってきた。「ageHa行きバスの前、今まで見たことないほど超並んでたけど大丈夫??」オイオイ??まさか・・・。

唖然・・・。

唐そばオープン当初のような長蛇の列。クロスタワー辺りまで行きそうな勢い。どうする??タクるか?暫く並んだ。しかしageHaスタッフが、「ここより後ろは1時30分以降のバスになります!」と追い討ちをかける。明らかに一人で来たであろう隣の人に話しかける。彼も一人のようだ。もう二人捕まえてタクシーで行こうということになり、一度列を出てタクシーを捜したが、ちょうどバスが到着。一人(イングランド人)はさっさとバスへ向かってしまった。取り残された我々は列の外に出てしまったので、また後ろに・・・。それは嫌なのでタクシーを捜していたら、神の手が!

たまたまその長蛇の列の横につけられた一台の車。運転手の男性が男性一人を拾う。後ろはガラ空き。即話しかける「あの、ageHa向かいますよね!?お願いです、乗っけてください!」一瞬渋った彼だったが、「いいっすよ。仕方ない。」と乗せてくださった!神!

神の車は首都高をひとっ飛び。その間、我々3人のうち1人が、我々をゲストで入れてくれると!彼も神だ!

北欧JAZZに詳しい彼とKOOPやPOVOの話をしているうちに車は新木場へ。駐車場が遠く少し歩いたが、難なくゲストでageHa入り。すっごいラッキーだ。移動台は一応1,000円ずつだけ支払ったが、タクるより明らかに良い。最近タクってばかりなので、ここは非常に助かった。そして入場も・・・。有難い限りである。時間はすでに2時半。事前リサーチでKOOPは3時半からだと聞いていた。間に合った!とりあえずKOOPさえ見られれば良い。しかし、ゲストで入れてくれた彼曰くsleep warkerも良いということなので、一応アリーナへ。既にライブは終盤に差し掛かっていたが、ちょうどユキミ・ナガノが登場!北欧の歌姫をついに、ついに目の当たりにして、それだけで既にジーン・・・。あなたの歌を何年聴き続けてきたのだろう。。。少なくともここ4年ほどはKOOPにhirdにユキミだらけだった。何度聞いても飽きの来ないしっとりした透明感のあるヴォイスは、やはり彼女にしか出せない魅力だろう。

しかしユキミのヴォイスも素晴らしいが、このsleep warker、半端じゃない。もの凄いヴァイヴスを持った迫力のあるサウンド、ドラム、ピアノの奏でるドライブ、グルーヴ感、疾走感、何でこのバンドを知らないのだ?無知ほど怖いものはない。わが罪だ。

そして、ベンベ・セグエ登場!ダンサー、シンガーと多方面で活躍中の彼女、さすがに名前は知っていたが、出てきたときは解らなかった。彼女のキュートでセクシーな歌声も素晴らしい。ダンサブルで美しい。フロアの熱は最高潮!いいねぇ!北欧ばかりに目が向いていたが、国内にこんな素晴らしいグループがあるとは、、、勉強不足だ。

そして30分のDJタイム。ここでもJAZZTRONIKの野崎良太がもうアゲアゲ!KOOPまでパワーをためておこうと思ったが、さすがに後半はガンガン踊ってしまった。踊りまくって最高潮に達した直後、ステージスピーカーから鳥の鳴き声が・・・。

来たぞ!ついにKOOPだ!!!

スクリーンにK O O Pの文字が。興奮は最高潮。最前列だ。

スクリーンが開く。真正面にユキミ・ナガノ!そして下からヴィブラフォン(木琴)、パーカス、中央にKOOPの二人、そしてBASS、上にはドラムという配置!おー!リズム隊は生だ!

ニューアルバムの一曲目からしっとりと始まる。あ~、アコーディオンの音が美しい。素敵だ。ユキミの声にもやられる・・・。ブルージーなKOOPの少し大人の世界だ。4つ打ちとは違う、本物のJazzのグルーヴ。そう、スウィングだ。

2曲目はユキミが下がり、アルバムの後半のこれもスウィングナンバー。ロブ・ギャラガーの男性コーラスが綺麗だ。しかしこの面子、ヘッドフォンもカマも無しで良くmacにプログラミングされているサンプル音とシンクロできるなぁ!これは凄い!ここにいる生楽器以外は全てマグナスが出しているのだが、ストリングスやブラス等、しっかり生演奏と合っている。普通はこういう場合特にドラマーは何かつけるはずだが・・・。その辺りもJazzならではの生っぽさがが出ていて良かった。

いや~、名曲Tonight、前アルバムのフェイバリットナンバーだ。最高!これもWaltz for KOOPもユキミ用にkeyが変わっていたのが若干気になったが、曲の良さはさすが!あの5/8という変拍子をしっかり決めてしまうのが凄い。そしてI see a different you。あ~、もう身体がスウィングスウィング!止まらない!

今夜は男性女性全てのヴォーカル曲をユキミがカヴァーしている。男性曲も遜色なく聞かせる。素晴らしい☆

しかし・・・私はこのイヴェント、ほとんどの人がKOOP目当てで来ていると思っていたが、以外に違うようだ。やはり若い子達はいわゆる「クラブ・ジャズ」を求めて踊りに来ている感じ、スウィングしなけりゃ意味が無いのに、棒立ちで見ている人も目立つ。しかし周りから「何この人たち?スウェーデン人?凄くない?」という声がちらほら。後ろの子達なんて途中から「スウィングじゃん!ヤッベー!」とリズムを踏み始めた!さすがに凄いことだけは解るようだ。

そしてやはり主張しなければならないのが・・・この演奏のすばらしさと全く対照的なあり得ないルックス・・・。

喩えるなら・・・。

ユキミ・ナガノは可愛いし、ルージュの衣装に装飾的な刺繍の入ったストッキング、髪型といいロイヤルコペンハーゲンをイメージさせる装飾美。しかし他・・・。

左から、ヴィブラフォンはどう見ても釜爺(千と千尋)、パーカスはフランス大会以降のリュングベリ、そしてKOOPの二人は左は化粧をしたオランダ代表のハイティンハに、何ともいえない気持ち悪いキャミソールを着たPIXIESのフランクブラック、ベースは唯一ましで、ドラムは何かブレザー着た意味不明な伯爵・・・。

なんなんだこのルックスは。ってか、何でマグナス太ってるのにキャミ??確実にゲ○なのは解るけど、隠せよ!胸元が気持ち悪いんだよ!ついにはオスカーまで脱ぎだして、もう悲惨。。。この辺りのダサさがまた良かったりするんだけど・・・。

なんて思いながら前作のヒット曲Summer Sunだ!これはさすがにウケが良い。これ凄いなぁ!ブレイクの部分良く合うなぁ。相当な腕だよこのブレザー伯爵。踊り狂ってもうそろそろ限界だ・・・。

ちょうどよいところでラストソング。これも前作のブラスのブレイクが光るナンバーだ。踊った踊った・・・。しかしまだやってない曲があるぞ。そう、come to meがまだ!ニューアルバムの最高傑作、毎日聴いているナンバーだ。

もちろんアンコール。すぐに再登場。ユキミの「みんな踊れ!」の声で会場が一気にヒートアップ!凄い凄い!ドラムソロも半端じゃない。もうスウィング無しでは生きていけない・・・。

ラストはきたきた!come to me!いつも夕食後家で妻と踊っているこの曲がラスト!も~ほんっと最高!涙が出そうなぐらい感動!KOOP最高!スウィング最高!ユキミ最高!一生踊ってたいよ~☆

と本当に素晴らしすぎるKOOPのショーは1時間強で幕を閉じた。終わっても余韻がずーーーーーっと続く・・・。最高だ~come to me!隣の外国人が私の踊りを一生懸命真似していたのが可愛かった。ユキミ・ナガノが可愛かった。他のメンバーは見た目は気持ち悪かったけど、それもある意味ご愛嬌☆KOOPは今、世界最高にピースで美しいユニットに違いない。そして時代の先を行く、最も現代Jazzのあり方を理解している二人組だ。ファッションを除いて・・・。

いやぁ、最高に楽しい夜だった。

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Author:ワインキュレーターKzM
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ミュージッククリエイター(Music Creator)
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肩書きに溺れることなく様々な世界を様々な視点から見つめ、皆様に伝えて行きたい思います。
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